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      <title>ag can wait</title>
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         <title>(500)日のサマー</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="(500)日のサマー" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/%28500%29%20DaysofSummer.jpg" width="130" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：マーク・ウェブ&lt;br /&gt;
出演：ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット、ズーイー・デシャネル、クラーク・グレッグ、ミンカ・ケリー、ジェフリー・エアンド、マシュー・グレイ・ガブラー、クロエ・グレース・モレッツ、レイチェル・ボストン、パトリシア・ベルチャー、イアン・リード・ケスラー、オリヴィア・ハワード・バッグ、イヴェット・ニコール・ブラウン&lt;br /&gt;
原題：(500) Days of Summer&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/"&gt;http://movies.foxjapan.com/500daysofsummer/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：新宿武蔵野館&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ボーイ・ミーツ・ガールの日ごとのシーンをばらばらにして、それをシャッフルして映画として見せるアイデアを聞いた時は、ちょっと面白いかな？　とおもったけど、実際に観てみるとそうでもなかった。前後を入れ替えることで細かい感情のビフォー・アフターが鮮明になることを期待したけど、どうなんだろう？　あまり効果が出ていなかったような気がする。もちろん、ウディ・アレンとか、ニール・サイモンの戯曲のようなきめ細やかさを期待するような映画ではないんだけど。恋愛映画を直感的に観ないで、そんなところに多大な期待を望むのは年寄りの見方だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;監督のマーク・ウェブはミュージックビデオ出身なので、音楽の使い方はさすがにセンスが良い。ビデオをクリップするというテクニックも、『スター・ウォーズ』のハンソロやベルイマンの『第七の封印』『ペルソナ』のパロディを持ってくるところとか、500日の折り返し点として映画『卒業』のラストシーンを持ってくるところも小気味良い。こんな部分だけをポップに観るぶんには楽しめる映画だった。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/s4aeAejCzFA" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Thu, 18 Mar 2010 23:59:31 +0900</pubDate>
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         <title>ハート・ロッカー</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="ハート・ロッカー" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/thehurtlocker.jpg" width="135" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：キャスリン・ビグロー&lt;br /&gt;
出演：ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、クリスチャン・カマルゴ、ガイ・ピアース、レイフ・ファインズ、デヴィッド・モース、エヴァンジェリン・リリー&lt;br /&gt;
原題：The Hurt Locker&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://hurtlocker.jp/"&gt;http://hurtlocker.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：ユナイテッド・シネマとしまえん&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アメリカ映画がイラクを描くとすると、その前提として、こんなイラクにしたのは誰なんだよ、がついてまわるとはおもっていたけれど、案の定、観ているあいだ中その事がずっと頭の片隅に常駐していて、やっぱりこの手の映画を愉しむにはいたらなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;観る前からこのような状態に陥るのではないかと何となくわかってはいた。でも、爆弾処理班のプロフェッショナルぶりを追求して描くぶんにはそれも中和されるとおもって、いちるの望みを持って観に行ったんだけどなあ。そこにはただ無謀な男が爆弾を処理している姿しかなかった。もっと爆弾処理のテクニカルな面を強調すべきだった。爆弾を処理する技能の高さに裏打ちされた無謀さ以外の無謀には、何のカタルシスも得られない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それにイラクの人々を得体の知れないモノとしか描いていないのも反発を持つ理由。イラクのサッカー少年との交流がストーリーに深く切り込んではくるけれど、ジェレミー・レナーの軍曹とその少年との感情の交感がとても浅いので、この部分だけでアメリカ兵の一般的なイラク人への情を代弁するのは無理な話だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このような映画が今年のアカデミー賞作品賞を取ったことの意味を考えてしまう。作品賞を取る映画は、その時代のアメリカを色濃く反映した作品が多いから。だとすると、なんか、ヤダな。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/2lODKcmojLA" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Tue, 16 Mar 2010 23:59:41 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか（iPhone版）</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="honnogenba.jpg" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/honnogenba.jpg" width="182" height="196" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;著者：永江朗&lt;br /&gt;
出版社：ポット出版&lt;br /&gt;
購入場所：理想書店&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;iPhoneで電子書籍を買うのは「ツイッター 140文字が世界を変える」（マイコミ新書）に続いてこれで二冊目となった。「ツイッター 140文字が世界を変える」があまりにも安易な電子書籍化をしていて、まだこんなことしかできない出版社があるのかと憤慨したけど、この「本の現場」はボイジャーのドットブックを使用しているので安心して読むことができる。まあ、それがあたりまえなんだけど。こんなに長い間、電子書籍の研究会とかシンポジウムが繰り返されているのに、まだこれがあたりまえにならない出版業界が不思議でならない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、ページ間の文字が欠落するバグがあったけど。あれっ？　このバグって大昔にエキスパンドブック・リーダーで見たような気が……。歴史を繰り返してるじゃん、祝田さん！　でもすぐにアップデートで解決。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この「本の現場―本はどう生まれ、だれに読まれているか」は、現在の出版業界の実態を関係者の取材からとても丁寧に解き明かしてくれている。この本を読んで解ることは、出版不況の“出版”というものの中には、一括りに語ってはいけない色々な要素がいっぱい詰まっていることだった。それらを、からまった釣り糸をほぐすように一度解体してから、それぞれに内包している問題点を洗い出し、そのすべてを解決していかなければ現在の出版不況に光明を見出すことなんてできない。なんて大変なことなんだろう！　一度すべてを潰して更地にしてから新しく築き上げるほうがどんなに楽なことだろう！　『風の谷のナウシカ』に出て来る“王蟲”のような存在が出版業界に現れんことを欲す。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/6Yav2TvVACM" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Sat, 13 Mar 2010 11:01:01 +0900</pubDate>
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         <title>バシュフル盆地のブロンド美人</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="TheBeautifulBlondefromBashfulBend.jpg" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/TheBeautifulBlondefromBashfulBend.jpg" width="130" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：プレストン・スタージェス&lt;br /&gt;
出演：ベティ・グレイブル、セザール・ロメロ、ルディ・ヴァリー、オルガ・サン・ジュアン、ポーター・ホール、ヒュー・ハーバート、アル・ブリッジ、エル・ブレンデル、スターリング・ホロウェイ、ダン・ジャクソン、エモリー・パーネル、&lt;br /&gt;
原題：The Beautiful Blonde from Bashful Bend&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／1949&lt;br /&gt;
URL：&lt;br /&gt;
場所：シネマヴェーラ渋谷&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;プレストン・スタージェスの映画を観るのはこれで６本目だ。劇場で観るのは1994年に銀座テアトル西友で『パーム・ビーチ・ストーリー』『レディ・イヴ』『サリヴァンの旅 』の３本を観て以来の16年ぶり。それに加えてテレビで観た『殺人幻想曲』と『モーガンズ・クリークの奇跡』と今回の『バシュフル盆地のブロンド美人』で合計６本。プレストン・スタージェスは生涯、全部で13本（『The Sin of Harold Diddlebock』とその再編集版『Mad Wednesday』を一つとすると12本？）しか映画を撮っていないので、そのすべてをコンプリートしたいと昔から願ってはいたけれど、いつしか情熱も冷めてしまってそのままだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところが、最近はこればかっりだけど、Twitterの情報攻撃で気運が復活。シネマヴェーラで『バシュフル盆地のブロンド美人』をやるぞ！　のタイムライン攻撃に曝されれば、それはもう行くしかないでしょう。これを機会にさらにDVD化されている『７月のクリスマス』も見ようかな。新宿TSUTAYAあたりで借りられるかな？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回の『バシュフル盆地のブロンド美人』は、単純なドタバタコメディのプログラムピクチャーだったけど、やっぱりプレストン・スタージェスの巧さが出てる。そして、しっかりと観るのがおそらく初めてのベティ・グレイブルも良かった。今までは、ビリー・ワイルダーの『第十七捕虜収容所』に出て来た“ゲイブルじゃないグレイブルだ”のセリフでしか知らなかったから。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/c30cEkkwDhM" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Tue, 09 Mar 2010 23:19:25 +0900</pubDate>
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         <title>人間失格</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="人間失格" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/ningenshikkaku.jpg" width="139" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：荒戸源次郎&lt;br /&gt;
出演：生田斗真、伊勢谷友介、寺島しのぶ、石原さとみ、小池栄子、坂井真紀、室井滋、石橋蓮司、森田剛、大楠道代、三田佳子&lt;br /&gt;
制作：角川映画／2010&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.ns-movie.jp/"&gt;http://www.ns-movie.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：ワーナー・マイカル・シネマズ板橋&lt;br clear=all /&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;映画の中の葉蔵も、&lt;/p&gt;

&lt;div class="quotation"&gt;人間に対して、いつも恐怖に震いおののき、また、人間としての自分の言動に、みじんも自信を持てず、そうして自分ひとりの懊悩（おうのう）は胸の中の小箱に秘め、その憂鬱、ナアヴァスネスを、ひたかくしに隠して、ひたすら無邪気の楽天性を装い、自分はお道化たお変人として、次第に完成されて行きました。&lt;/div&gt;

&lt;p&gt;の結果、形成された人間として登場するのかとおもったら、どうやら違う。どんな角度から見ても生田斗真の葉蔵はそうは見えなかった。観はじめてからそれがわかると、無性にがっかり。森田剛の中原中也と絡むトンネルのイメージ・シーンも酷い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;でも考えてみれば、太宰治の小説が嫌いと言っておきながら、その映画化に完成度を求めるのはどんな気持ちなんだろう。もし小説「人間失格」がしっかりと映画化されたら、その映画を大好きになる予感があるからなんだろうけど、それじゃあ小説の「人間失格」が好きなんじゃん、ということになってしまう。まあ、好きなんでしょう。ワケ分からん。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;女優の中では、昭和な香りがする石原さとみが良かった。室井滋も良かったけど、ちょっとやり過ぎかなあ。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/8IdT6k5Q_xg" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Mon, 01 Mar 2010 23:24:06 +0900</pubDate>
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         <title>一箱古本市の歩きかた</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="一箱古本市の歩きかた" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/hitohako.jpg" width="124" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;著者：南陀楼綾繁&lt;br /&gt;
出版社：光文社新書、光文社&lt;br /&gt;
購入場所：三省堂書店本店&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この本の著者の南陀楼綾繁さんに誘われて、第１回目の一箱古本市に参加させてもらったのが2005年のことだった。今考えると、何のポリシーも無しに、ただ単純に参加しただけ、になってしまったのが凄く悔やまれる。もう一回参加する事ができれば、もうちょっと自分の色が出せるとおもうんだけど。でもそんなに読書家じゃないからなあ。手放さざるを得ない状況になるほどのたくさんの本が無い。いや、無い事はないんだけど、それを手放す事がなかなか出来ない。なんだろうなあ、このコレクターの性癖は。そんなにコレクターでもないのに。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;一箱古本市は、その第１回目から地道に活動が続けられ、今では全国に広がってる。これは凄い。ナンダロウさんの行動力にはいつも敬服するばかり。いや、こんな軽い言葉の賛辞だけじゃなくて、もっとそこに参加するべきなんだろうけど、そんなに本に詳しいわけではないので、どうしても一歩引いてしまうのが何とも。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;Twitterの自分のタイムライン上では出版危機の話しが持ち切りで、その打開策としてKindleやiPad上の電子書籍に期待が高まっているけど、そういったビジネスの観点から出版の在り方を問う議論も大切なんだろうけど、それとは逆方向の読者の側から、本が好きで好きで堪らない人たちがネットワークを築いて、本を楽しんでいる風景を見せることも同じようにとても大切なんだとおもう。その二つがうまく折り合って行く事を願って止まないです。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/QwwdEKFF6us" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Sun, 28 Feb 2010 11:06:07 +0900</pubDate>
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         <title>フローズン・リバー</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="フローズン・リバー" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/frozen-river-poster.jpg" width="134" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：コートニー・ハント&lt;br /&gt;
出演：メリッサ・レオ、ミスティ・アパーム、マーク・ブーン・ジュニア、チャーリー・マクダーモット、マイケル・オキーフ&lt;br /&gt;
原題：Frozen River&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2008&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.astaire.co.jp/frozenriver/"&gt;http://www.astaire.co.jp/frozenriver/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：シネマライズ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;“フローズン・リバー”とは、ニューヨーク州の最北、アメリカとカナダの国境間に流れるセント・ローレンス川のこと。真冬にはその川が凍って、氷の上を車で渡る事が出来てしまう。それを利用してアメリカへの不法入国を手助けしてしまう女性の話しがこの映画だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;iframe width="425" height="350" frameborder="0" scrolling="no" marginheight="0" marginwidth="0" src="http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&amp;amp;ll=44.914249,-74.866333&amp;amp;spn=4.232668,9.371338&amp;amp;z=7&amp;amp;brcurrent=3,0x0:0x0,1&amp;amp;output=embed"&gt;&lt;/iframe&gt;&lt;br /&gt;&lt;small&gt;&lt;a href="http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&amp;amp;ll=44.914249,-74.866333&amp;amp;spn=4.232668,9.371338&amp;amp;z=7&amp;amp;brcurrent=3,0x0:0x0,1&amp;amp;source=embed" style="color:#0000FF;text-align:left"&gt;大きな地図で見る&lt;/a&gt;&lt;/small&gt;&lt;br /&gt;
（映画の舞台はニューヨーク州マシーナ）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なぜか、アメリカとカナダ間の国境にはすごく興味があって、デイヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』なんて、そこが魅力の一つだった。いやいや、別にアメリカとカナダの国境だけじゃなかった。どこの国でも陸続きの国境には興味があるんだった。まあ、国境フェチです。国境が出て来る映画は何でも観ます。なので、アメリカとカナダの国境間に横たわるモホーク族の保留地なんて興味津々。そこが緩い治外法権になってる話しなども目新しくてストーリーとは関係なく映画を面白く見てしまう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;映画としては、シーンごとの画の作り方が少し粗くて、特に人物を捉えた時のショットが的確な構図とは言えなかった。そこを丁寧に撮っていれば、お金に困った女性がいつの間にか犯罪に手を染めてしまって、行き場の無いところまで追いつめられる焦燥感をもっと表現できただろうに。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/nI4iHAHeJIE" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Tue, 23 Feb 2010 23:11:37 +0900</pubDate>
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         <title>扉をたたく人</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="扉をたたく人" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/TheVisitor.jpg" width="137" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：トム・マッカーシー&lt;br /&gt;
出演：リチャード・ジェンキンス、ヒアム・アッバス、ハーズ・スレイマン、ダナイ・グリラ、マリアン・セルデス、マギー・ムーア、マイケル・カンプステイ、リチャード・カインド、アミール・アリソン&lt;br /&gt;
原題：The Visitor&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2008&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.tobira-movie.jp/"&gt;http://www.tobira-movie.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：DVDレンタル&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アメリカ映画でも、非メジャー系の映画やサンダンス系の映画では時々、まるでヨーロッパ映画のような雰囲気を持つ映画が作られる。この映画もまるでドイツ映画やスウェーデン映画のような、主に北方ヨーロッパ系映画のような寒々しい色合いを出している映画だった。それに主演もリチャード・ジェンキンスという地味な俳優だし、セリフが少なく、情景描写が多く、すべてにおいてしっとりとしたヨーロッパ映画の風情だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえ、さすがにアメリカ映画。ストーリーはハリウッド映画なみにはっきり、しっかりとしていて、見せかけだけの人生を送ってきた大学教授とアメリカに不法滞在しているシリア系青年、そしてその母親との交流が丁寧に描かれている。大学教授とシリア系青年の心が通じ合う過程に小道具として楽器を使うところや、9.11以降のアラブ系移民への不法滞在の取り締まりの厳しさなど時事問題を盛り込むのも抜け目ない。沈着冷静なリチャード・ジェンキンスがアメリカ移民局に対して激高するシーンをストーリーのピークに持ってくるのも巧いし、ラストシーンの小道具の楽器が生きてくるのも素晴らしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なるほど、この手のヨーロッパ映画の風情を持ちながら、ハリウッド映画なみにしっかりとストーリーを作り込んでくる映画が大好きなことがわかってきた。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/-eWe9wOleuI" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Mon, 22 Feb 2010 23:09:07 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>3時10分、決断のとき</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="3時10分、決断のとき" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/3-10-to-yuma.jpg" width="138" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：ジェームズ・マンゴールド&lt;br /&gt;
出演：ラッセル・クロウ、クリスチャン・ベール、ピーター・フォンダ、グレッチェン・モル、ベン・フォスター、ダラス・ロバーツ、アラン・テュディック、ヴィネッサ・ショー、ローガン・ラーマン、ケヴィン・デュランド&lt;br /&gt;
原題：3:10 to Yuma&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2007&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.310-k.jp/"&gt;http://www.310-k.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：DVDレンタル&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『17歳のカルテ』や『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』がとても面白かったのに、なぜかその後のジェームズ・マンゴールド監督の映画を追いかけようともしなかった。今回の『3時10分、決断のとき』も観た人から面白いと勧められてはじめて、あっそうだ！　ジェームズ・マンゴールドだ！　とおもい出したくらい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ストーリーは西部劇の父と息子の話し。そこにラッセル・クロウの極悪人が絡む。息子は極悪人に理想の父親像を見るが、今まで嫌っていた父親の極悪人に対する執念に心揺さぶられて、そこに真の父親像を見出すという話しだった。この三角関係が計算尽くされた上で話しが進んで行く。骨格がきっちりしているからこそ、ラストの父と息子も泣かせる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;父親役にクリスチャン・ベールで、極悪人にラッセル・クロウ。ラッセル・クロウって、こんな役がぴったり。90％が悪で、10％くらいの良心が見え隠れする役柄。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;うん、やっぱりジェームズ・マンゴールドは素晴らしい。今後はちゃんと追いかけよう。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/vtw3VCxfwWw" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Mon, 15 Feb 2010 23:59:47 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>抱擁のかけら</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="抱擁のかけら" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/cartel-de-los-abrazos-rotos.jpg" width="140" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：ペドロ・アルモドバル&lt;br /&gt;
出演：ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ、ホセ・ルイス・ゴメス、ルーベン・オチャンディアーノ、タマル・ノバス&lt;br /&gt;
原題：Los abrazos rotos&lt;br /&gt;
制作：スペイン／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.houyou-movie.com/"&gt;http://www.houyou-movie.com/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：ワーナー・マイカル・シネマズ板橋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ペドロ・アルモドバルの映画はそれなりに観ているんだけど、じゃあ、好きかと言うとそうでもない。可もなく不可もなくと言ったところ。ところが、『トーク・トゥ・ハー』がめちゃくちゃ良かったので、今後連続して彼の映画を追いかけるとおもいきや、『バッド・エデュケーション』にはまったく食指が動かず、続いて『ボルベール〈帰郷〉』も見逃してしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回、ワーナー・マイカル・シネマズのポイントが溜まったので、そしてちょうどペドロ・アルモドバルの映画が掛かっていたので久しぶりに観てみた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;う〜ん、タイプとしては『トーク・トゥ・ハー』のような映画ではあったんだけど、思ったよりも感傷的な気分には浸れない映画だった。それは、現在と過去とのシーンの構成が巧くないからじゃないかとおもう。この構成では単純なエピソードの積み重ねだけにしか見えず、ルイス・オマールのペネロペ・クルスへの思いが高まって自動車事故と共に砕け散るシーンに対して感情移入することがまったく出来ない。あまりにも、現在と過去とのシーンの登場人物たちの感情変移の繋がりがなさすぎる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、初期のペドロ・アルモドバルの映画に出ていたロッシ・デ・パルマが１シーンだけ出ていたのは嬉しかった。ロッシ・デ・パルマは、まるでピカソの絵に出て来るような、一度見たら忘れられない風貌の女優。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/qQHz6FtKdvA" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Fri, 12 Feb 2010 23:59:44 +0900</pubDate>
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         <title>キャピタリズム 〜マネーは踊る〜</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="キャピタリズム 〜マネーは踊る〜" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/capitalism_love_story.jpg" width="135" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：マイケル・ムーア&lt;br /&gt;
出演：国の税金で私腹を肥やしている人々&lt;br /&gt;
原題：Capitalism: A Love Story&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.capitalism.jp/"&gt;http://www.capitalism.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：新宿武蔵野館&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;原題に“A Love Story”とあるように、今回のマイケル・ムーアの口調はいつもの攻撃的姿勢ではなくて、哀愁漂う静かな語り口調で淡々と攻めて来た。これはこれで、頭に血が上ったマイケル・ムーアではなくて、自分の考えを押し付けるように観る者を誘導する口調も抑えめで、良いんじゃないかとおもう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;が、最後にウディ・ガスリーの曲が流れて、もう俺だけじゃどうにもならない、みんなの助けが必要だ！　と言うに及んでは、もうマイケル・ムーアも疲れ果ててるんだな、という感想以外に残らなくて、キャピタリズムに対する怒りなどはどこかに吹き飛んでしまった。これだけマイケル・ムーアが声高に叫び続けても、銃規制や医療保険制度改革もままならないアメリカに本当に嫌気がさしてるんだなあ、と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それから、日本などの諸外国を持ち上げて、それに比べてアメリカは酷い！　といういつもの口調が残っていて、そこにはまたまたゲンなり。いやいや日本ってそんなに良い国じゃないよ、と全員の日本国民がツッコミを入れるよ、絶対に。結局マイケル・ムーアってアメリカのことしか頭にないじゃん、というイメージしか植え付けないよね、この描き方は。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;マイケル・ムーアは、あまりにも有名になりすぎてドキュメンタリーを撮りにくくなった、もうドキュメンタリーは撮らない、と言ってるらしいけど、確かにこの手法ではもう限界かもしれないなあ。ドキュメンタリーによって真実を突いていく姿勢よりも、どう見たってマイケル・ムーアのエンターテイナーぶりしか記憶に残らないから。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/IoDb9ECKVIM" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Thu, 04 Feb 2010 23:40:06 +0900</pubDate>
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         <title>インビクタス/負けざる者たち</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="インビクタス/負けざる者たち" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/invictus.jpg" width="135" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：クリント・イーストウッド&lt;br /&gt;
出演：モーガン・フリーマン、マット・デイモン、スコット・リーヴス、ザック・フュナティ、グラント・L・ロバーツ、トニー・キゴロギ、マルグリット・ウィートリー&lt;br /&gt;
原題：Invictus&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/"&gt;http://wwws.warnerbros.co.jp/invictus/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：ヤクルトホール（試写会）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『グラン・トリノ』から一転、なんともストレートなストーリーの映画だった。モーガン・フリーマン演じるマンデラ大統領が、ラグビーのワールドカップを利用して、分離していた白人と黒人を一つにまとめあげて新しい南アフリカ共和国を築いていく。そのプロセスがとてもスムーズに、あまり起伏もなく、大統領の家族に関する苦悩に対して鋭く突っ込みを入れることもなく、南アフリカのワールドカップ優勝と同時に白人と黒人の間の憎しみやわだかまりが徐々に薄まって行くさまが描かれている映画だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;普段なら、あまりにストレートな映画は忌み嫌うところだけど、でもこの映画の場合、マンデラ大統領の人物像を掘り下げることに時間を割かずに、大統領に反対する勢力の暗躍を描くことなしに、ケレン味なくワールドカップ優勝まで突き進む過程のみを描いていたのは成功だったとおもう。30年間監獄に閉じこめられていた人間が、すべてを受け入れて、すべてを許す過程を描くのに、俗っぽい映画的手法はまったくいらないだろうから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;クリント・イーストウッドは本当にすごい。題材によって、どのように映画を撮るべきかを明確に把握していて、それを徹底させている。もう80歳になろうとしいてるなんて、誰が信じられるだろう。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/j65qk4h0IiA" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Wed, 03 Feb 2010 23:59:30 +0900</pubDate>
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         <title>ラブリーボーン</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="ラブリーボーン" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/TheLovelyBones.jpg" width="135" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：ピーター・ジャクソン&lt;br /&gt;
出演：シアーシャ・ローナン、マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ、ローズ・マクアイヴァー、クリスチャン・アシュデール、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ、リース・リッチー、キャロリン・ダンド、マイケル・インペリオリ&lt;br /&gt;
原題：The Lovely Bones&lt;br /&gt;
制作：ニュージーランド、アメリカ／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.lovelyb.jp/"&gt;http://www.lovelyb.jp/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：ワーナー・マイカル・シネマズ板橋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;殺された女の子の視点から描かれている映画なので、暗く、切ない映画を想像して（半ば期待して）、見終わった後はどんより落ち込んで映画館を去ることを想像して（半ば期待して）いたんだけど、おもったよりも落ち込むような映画ではなかった。それは、現世と来世の狭間に展開されるイメージ世界が、不思議と観るものに安心感を与えるようなCGになっていて、例えば殺された女の子たちが畑の向こうから現れてくるイメージは、どちらかというとフィル・アルデン・ロビンソンの『フィールド・オブ・ドリームス』（1989）のトウモロコシ畑から現れるホワイトソックスの“アンラッキー・エイト”のような郷愁や許容や希望などを具現化していて、悲惨なイメージだけで終始させなかったからじゃないかとおもう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ただ、これだけCGで緩やかな希望を与えているわけだから、犯人に天罰を下すシーンを具体的に描き出す必要性はまったく無かった。もちろん道義として犯人を逃亡したままにするのは許されないのだろうけど、もう充分に、観るもののイメージとして犯人には天罰が下っていたような気がする。そこは観客に委ねてしまっても良かったんじゃないかとおもう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;宗教的なイメージとして、この映画に描かれている灯台は仏教の三途の川のように見えるのだけれど、キリスト教のイメージとしてもこのように冥途に行く途中で越えねばならないものがあるんだろうか？　そこがずっと気になってしまった。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/MotxXEN7wAU" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Sun, 31 Jan 2010 23:59:35 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>Dr.パルナサスの鏡</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="Dr.パルナサスの鏡" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/TheImaginariumofDoctorParnassus.jpg" width="135" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：テリー・ギリアム&lt;br /&gt;
出演：ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、トム・ウェイツ、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、ヴァーン・J・トロイヤー&lt;br /&gt;
原題：The Imaginarium of Doctor Parnassus&lt;br /&gt;
制作：イギリス、フランス／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://www.parnassus.jp/index.html"&gt;http://www.parnassus.jp/index.html&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：ワーナー・マイカル・シネマズ板橋&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;前作の『ローズ・イン・タイドランド』よりは楽しめたけれど、もうテリー・ギリアムのイメージ世界に付いていけなくなっていることがはっきりとこの映画で確認できた。テリー・ギリアムの作り出す絢爛たるイメージが、『未来世紀ブラジル』のようにストーリーあってのものならば全然OKなんだけど、『ブラザーズ・グリム』あたりからストーリーよりもイメージ重視に変わってきちゃってるんだよね、テリー・ギリアムは。だからもう、自分にとっては、ダメだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;テリー・ギリアムの映画は、『バンデットQ』からすべてを追いかけていたけれど、たぶんもう次作は追いかけないとおもう。さようなら、テリー・ギリアム。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/zTe0EwVtVDU" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Mon, 25 Jan 2010 23:23:50 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>かいじゅうたちのいるところ</title>
         <description>&lt;p&gt;&lt;img alt="かいじゅうたちのいるところ" src="http://www.ag-n.jp/ag/img/where_the_wild_things_are.jpg" width="138" height="200" align="left" hspace="10" border="0" /&gt;監督：スパイク・ジョーンズ&lt;br /&gt;
出演：マックス・レコーズ、キャサリン・キーナー、マーク・ラファロ、ジェームズ・ガンドルフィーニ（声）、ローレン・アンブローズ（声）、クリス・クーパー（声）、キャサリン・オハラ（声）、フォレスト・ウィッテカー（声）、ポール・ダノ（声）&lt;br /&gt;
原題：Where the Wild Things Are&lt;br /&gt;
制作：アメリカ／2009&lt;br /&gt;
URL：&lt;a href="http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/"&gt;http://wwws.warnerbros.co.jp/wherethewildthingsare/&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
場所：新宿ミラノ１&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;スパイク・ジョーンズの何が好きかというと、やっぱり突飛なストーリー展開に尽きるとおもう。ストーリーを下手に先読みした自分が恥ずかしくなるくらいに、うわぁ、そう来るか！　と驚かせてくれるのがスパイク・ジョーンズの映画だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それが今回、『かいじゅうたちのいるところ』という大ベストセラーの絵本を原作とした映画を撮ると聞いた時、第一印象として、そんな映画はスパイク・ジョーンズが撮るべき映画じゃないんじゃない？　ついに彼もハリウッド資本のビッグ・バジェットの映画に毒されてしまったのか！　と心配してしまった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところが、おそるおそる映画を観てみると、そんな心配は杞憂だってことがわかった。確かに姉や母親に依存しすぎている少年の家族離れ成長期のような殻を被ってはいるけれど、ジョン・マルコヴィッチの頭の中に入り込んでしまう『マルコヴィッチの穴』や脚本家チャーリー・カウフマンの思考過程をさらけ出す『アダプテーション』のように、今回の映画も少年の頭に潜り込んで、まだまだ思考方法が幼い子供の脳内、疑似体験映画になっている。この問題をどうやって解決するんだ？　泥だんごぶつけで解決だ！　って言える世界にどっぷり漬かることができる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;となると反対に、スパイク・ジョーンズのファンにとってはそれで良かったんだろうけど、こんな大作の映画にスパイク・ジョーンズの突飛なテイストで良かったの？　と心配になってしまった。案の定、公開してから間もない新宿ミラノがガラガラだった。スパイク・ジョーンズの映画は、単館でやるような映画だよなあ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;スパイク・ジョーンズのファンにとっては、キャサリン・キーナーも嬉しかった。マックス・レコーズの母親というチョイ役だけど、息子への愛情を持ちながらイライラ、感情が爆発してしまう母親をうまく演じていた。&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/AgCanWait/~4/r4wSzBH8f1A" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Thu, 21 Jan 2010 23:49:36 +0900</pubDate>
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