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      <title>マスターの独り言</title>
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         <title>田中章弘さんときりたんぽ鍋をつつきながら…</title>
         <description>　マスターは「&lt;a href="/musicbar/note/uuwa.html"&gt;ラガー探訪ノート&lt;/a&gt;」にご登場いただいたベーシストの田中章弘さんの永年のファンであり、これまで何度かお話をさせていただいているが、じっくりお話を伺ったのは今回が初めて。
　田中さんの行きつけ「酒彩 羽々和」にて、諸々の撮影が終わってから、このお店のもうひとつの名物料理でもある、きりたんぽ鍋をいただきながら交友を深めたのである。
　田中さんのベースは、とにかくいつ聴いてもしっかりとしていて、脇役に徹底し、その底力たるや納得させられる。そんな話をしながら、鍋である。
　鍋ほど楽しい食べ物はない。目の前で鶏肉や野菜やきりたんぽが煮え出すと、その湯気が、堅苦しい話はやめにして、そろそろ食べる準備をしてくださいと語りかけてくる。田中さんとマスターばかりではなく、仕事を終えた撮影スタッフも3人加わり計5人が3人前の鍋に取り囲む。
　まずは、ゲストである田中さんが鍋にお箸を入れるのを待つ。鍋は、このメインゲストがお箸をいれたところから、あとは皆目立たぬように食べたいだけ食べるというスタンスになる。ただ各自、最初は田中さんの動向を気にする。田中さんが野菜をちょっとつまんだとするなら、それなりにちょっとという意識が働く。ここで鶏肉もきりたんぽも目一杯取ってしまってはいけないと思う。で、全員それなりにちょっと取る。
　で、田中さんの2回目も気にするのだが、ここまでだ。だって鍋は煮え、ちょうどいい案配になっていくわけで、田中さんの2回目が終えたところから、誰もが食べたいのをコツコツとあせらず、ただし、食べたいのだけ食べていこうという気になる。
　キリンラガーの大びんがなくなると、また冷えたのが運ばれてくる。マスターは田中さんにビールをつぐ。田中さんもついでくれる。なんか嬉しいひとときだ。熱々の鍋、冷えたラガー、話は共通の知人の話などとなり、ビールを美味しそうに飲み干す田中さん。マスターはここらでさっきから目をつけていた鶏肉に目をやると行方不明になっており、新たな鶏肉を探す。探しながら、そうかと思う。そうだったのかと思う。新たな冷たいラガーが運ばれてきたときに気をとられ無防備になっていたのだ。&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="/musicbar/closingtime/master/images/vol50.jpg"&gt;&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/e-days_closingtime/~4/8sLmyglJK6w" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Fri, 26 Dec 2008 11:10:38 +0900</pubDate>
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         <title>高橋信彦さんと食べた旨い刺身にまつわる切ない思い出</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/musicman/takahashi_n.html"&gt;MUSIC MAN&lt;/a&gt;」にご登場いただいたロードアンドスカイの代表取締役、高橋信彦さんに行きつけのお店に連れていってもらったことがある。青山の裏手にあるこぢんまりとした料理屋であった。年配の仲の良さそうな夫婦がやっていて、メニューには活魚が並ぶ。マスターは旨い魚を置いてある所を知っている人にはもの凄く敬意を払う。それはなぜかというと、お酒を美味しく飲むには魚が肝心で、旨い魚を知っている人は美味しいお酒を知っており、こういう人と飲むと酒の席まで楽しいものとなる。
　で、常連ならではの気遣いか、キリンラガービールが運ばれ乾杯が終わると、すっと刺身盛り合わせ（大盛り）が運ばれて来たのである。その大きさは家庭のまな板1.5倍のスペースに、トロ、中トロ、白身、しめ鯖、貝類、イカなどなど各4切れ（大ぶりにカット、どれも高級そう）が綺麗に盛り付けされてあった。
　マスターは目上の方と飲む場合、切れ数に注意を払う。4切れということは、つまり2切れずつなのだとすぐに認識する。また、どこか間違ってしまった5切れはないかとも素早く見渡す。この場合、自分は間違っても3切れ食べてはならないと注意深くなる。
　それからビールを飲むのである。このひと呼吸が大事で、まずは相手が刺身にお箸をつけてからいただくことにしている（時々、わさびや大葉などの醤油関係に時間をかける人もいるが、その場合はじっと待つ）。
　また、相手がトロにお箸をつけたら自分はちょいっと格下のイカからいくことにしている。相手がイカからきたら、ツマなんかでモジモジする。モジモジの次に貝類なんかにいってみる。さらにワカメに手を出し、何も無かったようなフリをして話を続けるのである。&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">01_マスターの独り言</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 19 Dec 2008 10:50:12 +0900</pubDate>
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         <title>前嶋輝さんといえば…モスクワに、かに味噌！？</title>
         <description>　マスターは今回「&lt;a href="/musicbar/note/sio.html"&gt;ラガー探訪ノート&lt;/a&gt;」にご登場の前嶋輝さんと、ロシアがソビエト連邦（USSR）だった頃、一緒にモスクワに行ったことがある。
　1990年のことで、前嶋さんは松任谷由実さんの映像班、マスターは雑誌取材班であった。ユーミンがロケット、ソユーズの打ち上げを見たいということで実現した企画だった。これはTBSで放送されている。
　で、我々はモスクワの星の町という宇宙飛行士やその関係者などが暮らす町を取材した。日本人の宇宙飛行士の第1号となった秋山豊寛氏がトレーニングに励んでおり、インタビューさせていただき、その後打ち上げ基地のバイコヌールへ飛んだ。
　日本人スタッフは基地内のホテルに宿泊する。前嶋さんとマスターの部屋は隣同士で、同行の写真家ともどもマスターの部屋で食事をすることになった。このときは日本から食料を持っていったのである。
　各自いろいろ、マスターは即席味噌汁とかカップ麺とか羊羹とか（甘いの好きだからね）、写真家もそんなところだったが、前嶋さんは違ったのである。なんと、「かに味噌」缶詰を3個も持ってきていたのだ。
　ロシアにかに味噌、なぜなのか聞くと「美味しいから、いいじゃないですか」とそっけなかった。このための買い物を会社のスタッフに頼み、その人が買ってきたと言う。
　で、3人で夜、かに味噌をパッカンし飲み始めた。前嶋さんはかに味噌をスプーンに大盛りにして食べ、凄く旨そうな顔をしたのである。「何だ好きなんじゃない」と言うと、大きな声で笑い出した。
　つまり、そのときマスターと前嶋さんは初対面に近く、前嶋さんは、かに味噌は色がグロテスクだからか、そういうものを自分から積極的に食べると思われたくなかったのだ。人間って初対面の人に対してそういうところありますよね。&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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         <pubDate>Fri, 05 Dec 2008 17:46:15 +0900</pubDate>
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         <title>cobaさんの話に出てきた“欲望上手”について考えてみた</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/musicman/coba.html"&gt;MUSIC MAN&lt;/a&gt;」の取材で、アコーディオン演奏者のcobaさんにお会いした。いろいろとお話しているうちに、彼が留学したイタリア、そしてイタリア人の話題になった。
　マスターもイタリアはベニスやローマ、ミラノなど3回だけ行ったことがある。もう随分前のことだが、ミラノにいる男3人組のマイ・マインというバンドを取材に行った。そのときに。ミラノの郊外コモ湖周辺を撮影のロケハンでいろいろとまわった。割とのんびりしたスケジュールであったため、コモ湖を船で周遊し、カフェみたいなところに入ると、そこはいい感じに古びたところであった。
　親父たちが数人でテーブルを囲み、ポーカーをしていた。これが着ている普段着のジャケットが何ともかっこ良く、やっぱり日本人はイタリア男の着こなしにはかなわないと思った。
　無駄話が長くなりましたが、さて、cobaさんがイタリア人の生きることを楽しむ貪欲さを、“欲望上手”と話してくれたのだが、マスターも欲望上手になりたいと思った。しかし、どのようにすればいいのか、これが難しい。
　欲望とは、辞書を引くと「ほしいと思う心。不足を満たそうと強く求める気持ち」とある。ほしいと思うこころも、不足を満たそうと強く求める気持ちも、それはマスターもキリなくいろいろありますよ。デジカメの新しいのが欲しいし、今冬流行のダウンベストも欲しいし、また、このところクリエイティブ関係者のギャラの不足感には強く求める気持ちもある。
　でも、欲望の塊なんて言われたくないし、欲望がなさ過ぎるのは元気がないということだと思っている。つまり欲望上手とは、人生を楽しむためのバランス感覚なのでしょうね。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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         <pubDate>Fri, 28 Nov 2008 14:02:27 +0900</pubDate>
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         <title>マスターが宇崎竜童さんについて息子に語るとしたら…</title>
         <description>　今回の「&lt;a href="/musicbar/musictalk/aoshima.html"&gt;ラガー音楽談議&lt;/a&gt;」でお伺いした「ノヴェンバー・イレブンス1111」は、宇崎竜童・阿木燿子夫妻の経営によるライブハウスだった。
　店長の青島啓介さんが、このお店に入るために夫妻との面接時、「実は二人が誰なのか分からなくて、すぐ実家に電話して、こんな人たちにお会いしたと話したら、両親はびっくりして……」と話してくれたのだが、それはさぞや驚いたに違いない。
　もしマスターが青島さんの親だったならば、電話でまずは宇崎竜童さんがダウン・タウン・ブギウギ・バンドで登場した頃から話をするだろうね。「デビューは1973(昭和48)年、長島茂雄さんが引退した年、白いつなぎを着てサングラスをかけた5人組でデビューした」と。するりとこうきて、続いて「74年『スモーキン・ブギ』がヒットして、翌75年に『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』が大ヒットし、紅白歌合戦にも出場したのだよ」と。で、こう続けるね。「この曲で宇崎竜童さんがニヒルにつぶやく『あんた、あの娘のなんなのさ？』っていうのが子どもたちの間でも流行って、家の近所では、息子に妹を指差され、それを聞かれ『はい、父親です』なんて答える親もいた」と。笑いもとっちゃおうとするがあまり受けないぞと。
　そして、ここからは親としてというよりも個人的な感情も入り乱れて、熱弁となる。「ダウン・タウン・ブギウギ・バンドはバラード調の歌が良かったんだ。特に『知らず知らずのうちに』とか『身も心も』とか、これを聴いてな、父さん、たっぷり涙を流したよ。その頃、好きな人がいてな、遠距離恋愛でな、それはそれは綺麗な人だった。でも、なかなか会えなくて。この女（ひと、と読んで下さい）、母さんと知り合う前に付き合っていたんだ。母さんには言うなよ。父さん、もう思い出ぼろぼろだよ。あっそうそう、『思い出ぼろぼろ』って曲は宇崎・阿木コンビで、内藤やすこさんが歌って、76年に日本レコード大賞作曲賞を獲ったんだ」と話すことだろう。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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         <pubDate>Fri, 14 Nov 2008 15:04:35 +0900</pubDate>
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         <title>油井昌由樹さんと過ごした博多での一夜</title>
         <description>　今回「&lt;a href="/musicbar/note/sankyo.html"&gt;ラガー探訪ノート&lt;/a&gt;」にご登場いただいた油井昌由樹さんとは、ある雑誌の「夕陽を見る旅」という企画で何度かご一緒させていただいたことがある（マスターは担当編集者でした）。　
　そのなかで思い出深いのは佐賀県でのこと。インターナショナル・バルーンフェスティバル（嘉瀬川河川敷で開催される熱気球の国際大会）へ行き、バルーンに乗って夕陽を見るという内容であった。それは前夜祭。世界から参加した人々のバルーンが大きく膨らみ、河川敷に並んでいる。油井さんは体験的にバルーンに乗り、上空から夕陽を撮影する。その日の夕焼けは空一面を茜色に染め、そこに浮かぶ色とりどりのバルーン、その光景は幻想的でもあった。これまで3万枚ほどの夕陽を撮影している油井さんも感激されていた。
　前夜祭と大会日の2日間を取材し、取材を終えた我々は19時何分かの飛行機で博多から帰ることになっていた。佐賀から博多へ。飛行機の時間まで少し時間があるのでビールでも飲もうということになって油井さんと寿司屋へ入る。「キリンの冷えているの」と油井さんが頼む。油井さんがここがいいという店は大概当たるのだが、そのときのお寿司屋も旨くて安くて、お店の人も感じがよかった。
　で、飲んだり、食べたり、笑ったりしているうちに「今、何時かな？」という油井さんの質問に、「えっ、もう18時30分ですよ」となりマスターは我に返り、そしてあわてた。油井さん「もう無理だな（東京に帰るのは）、泊まって行こうか」と平静であった。「宿はどうしますか？」「何とかなるんじゃないの」となり、ビールを傾ける。こういうことをまるで何も無かったかのように、というのであろうが、マスターも油井さんも翌日の早い時間の飛行機で帰れば何とかなるし、つまり、もうちょっと博多の夜を楽しみたかったのである。
　油井さんの「何とかなるんじゃないの」が心強い。しかし、人間とは決心すると大胆なものである。お寿司を、もっとつまむということになり、「今日は何が美味しいの？」となり、油井さんもマスターも板前さんと和やかに話したりして、板さんもこっちが帰れなくなって、もっと博多の夜を楽しみたいという気持ちを汲んでくれたのか、あのバーがいいとか、あそこが面白いなどと教えてくれるのであった。結局、宿はカプセルホテルとなり、一度外出したものの、お互い持ち合わせがないことに気がつく。で、せめて博多ラーメンでもと思い、食べて無意味にぶらぶらして宿に戻ることに。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">01_マスターの独り言</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 31 Oct 2008 15:50:38 +0900</pubDate>
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         <title>ソウルファンのご同輩たちよ、こんな思い出ありますよね？</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/musictalk/nagano.html"&gt;ラガー音楽談議&lt;/a&gt;」の取材で東京・世田谷にあるソウルバー「音楽酒場STREET CAFE」のオーナーであり、ベーシストの長野豪毅さんにお会いした。
「やっぱり40代、50代のソウルファンはお酒もよく飲みますし、好きなソウルナンバーが流れると立ち上がって踊りますね」という長野さんの話を聞いて、マスターは凄く嬉しくなった。だって、それが人生の喜びではありませんか。
　さらに「カップルのお客さんがいらっしゃったときには甘ーい曲をかけたりもします」というのにもの凄く反応したのです。で、マスターはかつて六本木のスクエアビル近辺にあった「プラスワン」とうディスコを思い浮かべた。ここはカップルに人気だった。（確か男だけでは入れなかった気がする）
　このへんをよく説明すると、ディスコというのは男だけ、女だけで、それぞれ何かを求めて行くというパターンがありますよね。この場合、男の目は血走ったりして、喜ばしい出来事を期待しているわけです。
　また、男女のグループという団体パターンもあって、この場合は「なんとかこの機会にグループ交際から単独に持って行けるようにさらに親交を深めたい」というそれぞれの思惑たっぷり、恋のバトルですね。
　で、こういったディスコの選曲は、基本元気な曲で、甘ーい曲少々。元気な曲で思いっきり踊ってよからぬエネルギーを発散させ、甘ーい曲のときは座って休憩するというのが普通の青少年の清い姿であった。
　しかし「プラスワン」はそういった男女が集まるディスコとは違い、完全にステディな関係、もしくはステディ直前のカップルが行くところだったのである。この違いは大きいぞ。だって甘ーい曲の連続。時々元気な曲が流れるが、基本は甘ーい曲。甘ーい曲にどっぷり二人で浸る（チークだぞ）のが二人の正しい姿で、元気な曲で休憩となる。前者がガツガツならばこちらはベタベタ、前者がボロボロならばこちらはピカピカ。前者がバタバタならばこちらはフラフラなのである。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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                  <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">01_マスターの独り言</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 24 Oct 2008 15:48:57 +0900</pubDate>
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         <title>近田春夫さんを初めてお見かけしたのは「KENTO’S」だった</title>
         <description>　今回の「&lt;a href="/musicbar/musicman/chikada.html"&gt;MUSIC MAN&lt;/a&gt;」は近田春夫さん。マスターが初めて生の近田さんを見たのは六本木のライブハウス「KENTO’S」であった。時は1976(昭和51)年、映画『アメリカン・グラフティ』の影響でロックンロールブームがやってきて、若者たちは「KENTO’S」でライブを聴きながらツイストを踊ったのである。そこに近田さんはダーティー・サーティーズのメンバー（キーボードを担当）として出演していた。マスターは21歳、近田さんは25歳ぐらいだったと思う。
　ダーティー・サーティーズは『ブロード・サイド・フォー』の黒澤久雄氏、GS『ヴィレッジ・シンガーズ』のドラマー林ゆたか氏、GS『スウィング・ウエスト』のギタリスト山本徹氏、『バニーズ』のギタリスト鈴木義之氏、「若いって素晴らしい」や「トマト・ジュース乾杯」のヒットを飛ばしたアイドル歌手・槙みちるさんがボーカルで、当時としては凄い面々だったのある。そこに近田さんがいて、やっぱり凄い人なんだと思った覚えがある。
　ダーティー・サーティーズは「ダイアナ」とか「オーキャロル」なんかを演奏し、お客はツイストを踊るのであった。で、元スパイダースの面々や芸能人のお客も多く、毎夜大盛り上がり、有名人の飛び入りもよくあった。
　マスターはここでも踊っていたのである。ツイストは見よう見まねで踊れるものなのだが、大きく分けて、大人しく踊る人と騒がしく踊る人の2タイプに別れる。大人しく踊るタイプは曲になんとなく合わせて手を振りながら、腰を振る。それだけです。全く他人には迷惑をかけないもので、マスターはこのタイプであった。（場が場だけに緊張していたということもある。ムッシュかまやつさんなんかもいたんだ）
　騒がしく踊る人っていうのは、踊りながら踊っている他の人の両足の間に足を入れて、のけぞりながら踊るのである。相手もこれに合わせて一緒にのけぞったりして、さらに騒がしいタイプは腰を落として上下しながら踊るのである。何でそんなことをしているかというと、ノッているからである。昔も今もノッている人は手のつけられないエネルギーを発し、それなりに場を盛り上げているので、イイもワルイもない。どっちかっていえばそれなりに見応えがあってイイのだ。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
&lt;p&gt;&lt;img src="/musicbar/closingtime/master/images/vol43.jpg"&gt;&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/e-days_closingtime/~4/Sm3t05SYkLo" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Fri, 17 Oct 2008 10:26:41 +0900</pubDate>
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         <title>ロバート・ハリスさんはアンチ・ネットショッピング派!?</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/note/heichinro.html"&gt;探訪ノート&lt;/a&gt;」にご登場いただいた作家のロバート・ハリスさんと、“最近、本屋とレコード屋に行っているか？”という話になった。皆さんはいかがですか？　ハリスさんはインターネットでものを買うことをせず本屋やレコード屋で買う。なぜならそこが好きで気分転換、時間つぶしになるという。で、マスターはここ半年以上行っていないことに気がついた。なんでもかんでもインターネットになってしまったのである。
　ハリスさんは本もCDもこまめに買い求め、であるからして音楽もCD派でダウンロードは使い捨ての関係になりそうで怖いという。好きな音楽(CD)をクルマや家のステレオでじっくり、とことん聴くタイプ。そうするとそのアーティストのバックグラウンドや思想が分かると言う。マスターはダウンロードを始めたが、iPodが2カ月ほど前から仕事場で行方不明になってしまい、音楽生活はCDに戻ってしまった。本当にどこに行ってしまったのか、せっかくダウンロードのやり方を覚えたのに残念だ。
　しかし、このインターネットでの買い物がすっかり癖になってしまった。CDも本もすぐに届くし、こんな便利なことはない。で、オークションをやりだすと、ついつい必要のないものまで買ってしまう。ちょっとこれまでのマイオークションの落札分の履歴を見てみると、ガラス瓶3ダースというのがあり、これは花瓶にしようと思いクリックしたら3ダースからで、それは後の祭り。また、想像していたより5倍も大きかった土瓶もある。
　先日友人がインターネットで子犬を買い、家にきたときはかなり大きくなっていたとこぼしていた。そんな犬までネットだなんて信じられないのだが、インターネットってやりだすと何か魔力がある。これまで何を買っても我ながらいい買い物をしたという気分、これがある。
　でもハリスさんと話をして、やっぱりほどほどにしようと思った。やっぱり80センチもの土瓶は邪魔だし、ガラス瓶にいたっては、もらってくれる人もいない。これらをどこぞの古道具屋で見たら、こんなの売り物かと、またこんなの誰が買うのかと首をかしげ、きっと趣味の悪いオヤジが騙されて買うんだろうなと思うはずだ。
またお店の人も、こんなの置いておけばどっかのおっちょこちょいでも買っていくんじゃないの、なんて感じで売っているのではないか。（私か！）
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
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         <pubDate>Fri, 03 Oct 2008 15:54:38 +0900</pubDate>
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         <title>ジェイク・シマブクロさんとカマカのウクレレ</title>
         <description>　マスターは、ホノルルでウクレレ・フェスティバルを見に行ったことがある。もう15年も前のことだが、それはフェスティバルが第23回目のことで、場所はワイキキ東端にあるカピオラニ・パーク。
　噂によると、ジョージ・ハリスンが見に来ていたらしいんだな。午前10時半の開演でステージにはウクレレを持った子どもたちが並んだ。このフェスティバルは子どもたちが主役で、日頃の練習の成果を発表する場なのだ。（もちろん大人もプロも出演、ハーブ・オオタさんも後半に演奏した）6歳の子どもたちのバンドが出て、「きらきら星」を演奏し、またスーパーケーキなる上手な子どもたちのバンドも登場し、ウクレレを弾く手の動きがあまりにも早く驚いてしまった。
　このときパークには500人ぐらいの観客が集まっていた。お昼休みになるとステージに出演した子どもたちはファミリーとこのパークでピックニックのようなランチタイムだった。運動会のお昼みたいなクーラーボックスを広げビールを飲むお父さん、サンドイッチを食べる子どもたち。和気あいあいとしたとてもいいひとときだった。今回「&lt;a href="/musicbar/musicman/jake.html"&gt;MUSICMAN&lt;/a&gt;」にご登場いただいたジェイク・シマブクロさんもきっとこのフェスティバルに子どものとき参加していると思う。突出した巧さで大人顔負けだったに違いない。
　そして、マスターはこのフェスティバルを見てからウクレレが欲しくなり、カマカを訪ねたのである（あまりにも子どもたちが楽しそうに弾いているもので）。このときカマカでいろいろ説明を受けた。素材がコアという海抜450～600mの山腹に原生するマメ科の植物であること。そしてこれはハワイの人々にとって神事に用いられる神木であるということ。カマカのウクレレはハワイでしか採れないものを使っているということ。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
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         <pubDate>Fri, 19 Sep 2008 17:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>神戸のライブハウス、チキンジョージでドーダ自慢に！</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/musictalk/kojima.html"&gt;ラガー音楽談議&lt;/a&gt;」　の取材で訪れた神戸チキンジョージのオーナー児島進さんと、ハナ肇とクレージーキャッツの話になった。「かつてパワーステーションで植木等さんがソロライブをやったときに、自分らもチキンでやりたくて、クレージーキャッツをやるのが夢でした」と児島さん。
　児島さんは1960(昭和35)年の生まれだから、クレージーは原体験のなかになる。今では信じられないけど、テレビがやっと家に1台の頃、TV番組「シャボン玉ホリデー」は本当に楽しみにしていた番組だった。（これにうなずいた人、全国で10万人はいると思う。大きくでたよ）
　で、マスターは植木等さんに「およびでない、およびでない、こりゃまた失礼いたしました！」のギャグが、どのようにしてできたのか取材したことがあって、そんなことを児島さんに自慢してしまうマスターであった。
「その頃お弟子さんだった小松政夫さんが、植木さんの出番を間違えてしまい、植木さんは、何も疑わず、カメラがまわっているところへ出てしまい、どうも様子が違い、それはとっさに出たフレーズ、生放送だったからね」と。（そのシーンを見ると共演の中尾ミエさんとかが本気で笑っている）
　クレージーの話で児島さんと盛り上がるのだが、児島さんは児島さんで「僕は谷啓さんがなんかのドラマの収録しているときに、たまたま友だちが一緒に出ることになって、クレージーキャッツの曲の譜面集を持って行ってサインをもらいました」と言う。「僕も谷啓さんは見かけたことがある」とマスターは返す。このときマスターは急に、そういえばと、博多の夜を思い出すのであった。

&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
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         <pubDate>Fri, 12 Sep 2008 10:03:18 +0900</pubDate>
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         <title>立川直樹さんにお会いすると思い出すほろ苦いエピソード</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/musicman/tachikawa.html"&gt;MUSIC MAN&lt;/a&gt;」にご登場いただいた立川直樹さん。マスターは、とある雑誌で立川さんの担当編集者だったことがあり、かれこれ28年も前のことになるのだが、打ち合わせをしに六本木にあった『東風』（トンフー）に通ったものだ。
「ミック（立川さんのニックネーム）、次回はフレンチ・ポップスをテーマに何かお願いしたいんですけど」「わかった、考えておくよ」「締め切りは、来週なんですけど」「いいよ、ところで今日はどこへ行こうか」いつもこんな感じだった。打ち合わせは3分で終わり、その後新しくできたBARなどに連れて行ってもらい、「次、何をやろうか？」などと、まずはビールを飲みながらいろいろな話が始まる。音楽のことはもちろん、プロレス、料理、映画、女性、海外のとある街のこと、ホテルのことなどなど、いつも雑談のなかから次の企画が生まれた（企画会議だなんて思ったこともない）。で、BARで流れている音楽に対して突然「この時間で、こんな雰囲気だったら、この音楽はないよな、変えてもらう」と、お店の人（知り合い）に、ささっと話す。サントラ人生なのである。
　そういえば、かつて立川さんがプロデュースなさっていた日本のとある女性シンガーをマスターはインタビュー取材したことがあるのだが、インタビュー時間を1時間いただいたのにもかかわらず、30分で帰ってきたことがある。
　今、思い出すだけで冷や汗たらりなのだが、そのシンガーはマスターにとって子どもの頃からの憧れのお方で、さぁインタビュースタート、お顔を拝見、目が合ったとたん、何もかも忘れてしまったのである。人はこれを真っ白状態というが、マスターは凄くアガッてしまったのである。用意した質問事項も棒読み。「ヤバいぞ、オレ、アガッている」と自覚すると、さらにどうしていいかわからなくなり、ノートの質問を、まくしたてるように早く読んでしまう。目が合うと、視線をそらしたりして、その視線は宙をさまよい続けるのであった。そうして、どんどん小さくなっていく自分。マスターこれで自滅しちゃったのである。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
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         <pubDate>Fri, 29 Aug 2008 13:29:49 +0900</pubDate>
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         <title>長年交流のある八島順一さんと学生時代へタイムスリップ</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/note/papa.html"&gt;探訪ノート&lt;/a&gt;」にご登場いただいた八島順一さんとは何度となくお酒の席を一緒にさせていただいている。もうかれこれ40年ほどの付き合いになるのだが、彼の高校生のときのファッションを突然思い出してしまった。それは冬の頃の黒のダッフルコートにホワイトジーンズ、靴は確かデザートブーツだったと思う。何となくアイビーファッションで、ギターケースをかかえロック喫茶に出かけて行った。
　中学のときからまわりのみんなは、八島さんは将来必ずミュージシャンになると思っていた。それはとにかく誰もかなわないほどギターが上手で、マスターなんかもギターをやっていたが、八島さんがボブ・ディランの曲をハーモニカを吹きながら演奏したのを見たとき、Aマイナーだ、Cだ、Fだとやっとこさ弾けるようになった自分自身の自信が根底から崩れ落ち、これはどんなことをしてもかなわないと思った。お前はもうギターをやめなさいという天の声が聞こえてきたのだ。（やめといてよかった!）
　プロになる人って何か生まれもっているものがある。それから即興で作詞作曲するのも見ていたぞ。誰か仲間が「やっさん、何かオリジナルやってよ」と言うと、すぐに「まったく知らない男のブルース」などと言い、ギターでの弾き語りを始めた。とにかくそこにいた仲間たちはスゲェーと思いながら黙って聴いていたのである。ここでもマスターは音楽の道には進まない方がいいと再び天の声を聞いたのである。こういうことは中学で野球部に入り、小学生のときまでは将来はプロ野球選手になりたい、自分ならなれるはずだと思っていたのが、入部1日目で凄くうまい先輩なんかの守備を見ただけで「あはははは」っと薄ら笑いをしながら諦めるのと一緒であります。みなさんもこういった経験ありませんか？
　さてさて八島さんと70年代当時のラジオの深夜放送の話になったんだけど、中学の頃はトランジスタラジオが宝ものだった。お弁当缶ぐらいのサイズで、夜は受験勉強などといいながら遅くまで聞いたものです。ロック、ポップス、映画音楽、そして歌謡曲が流れ、マスターが特に覚えているのはフランシス・レイの『白い恋人たち』がラジオから流れたとき「世の中には何といい音楽があるんだろう！」と興奮したものだ。大人になったらこういう曲が流れるなか女性と交際してみたい、しかしそんな大それたことは自分にはできるのだろうか？と少年の苦悩は始まるのであった。誰かが映画『スタンド・バイ・ミー』について言っていたけど、男は中学2年ぐらいまで女性を意識せず、それ以降はずっと女性を意識して生き続けるそうだ。わかるなぁ、マスターが『白い恋人たち』を聴いたのは中学3年のことで、もう始まっていたんですね終わりのない苦悩が。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
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         <pubDate>Fri, 22 Aug 2008 09:39:06 +0900</pubDate>
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         <title>世代を超えて人気者のスティーヴィー・ワンダーは偉大だ</title>
         <description>　「&lt;a href="/musicbar/musictalk/kageyama.html"&gt;音楽談議&lt;/a&gt;」の取材で、神戸の『POLO DOG』のオーナー蔭山秀樹さんと話をしていて、音楽が好きになるきっかけも年代ごとに、やはりこれだというエポックがあるのだと痛感いたしました。蔭山さんは35歳でマスターとは18歳違う。前回のラガー音楽談議でお伺いした広島のバー『冒険王』のオーナー河野“ドラゴン”栄蔵さん(32歳)も言っていたが、DJ小林克也さんのテレビ番組「ベストヒットUSA」は、現在30～40代の人たちにとってかなり影響を与えているのだ。それはやっぱり小林克也さんという存在感が大きい。
　マスターの50代前半はなんといっても「ウッドストック・ミュージック・アンド・アートフェア[1969(昭和43)年]」という人が多い。これはライブがすぐに映画化され、行けなかった多くの日本の若者は劇場でその興奮を味わったのである。
　35歳になる蔭山さんは「ウィ・アー・ザ・ワールド」でブルース・スプリングスティーンやスティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソンを知る。これが12歳のときだから、マスターの世代にしたらテレビの11PM（1965～90年まで続いた深夜番組）でビートルズ来日を取り上げたのを見たのと同じような驚きだったろう。
　ところで「ウィ・アー・ザ・ワールド」のとき、マスターは30歳であった。この年は阪神タイガースのトラフィーバー、21年ぶりに優勝した年だ。それから高校野球では清原和博選手と桑田真澄選手のPL学園が優勝した年でもある。いやぁ、マスターは昔のことはよく覚えている。ただ昨日とか一昨日のお昼に何を食べたかなどはあいまいだ。ま、それはいいとして今回つくづく思ったのは年代感の違いっていうやつで、若い世代から初めて聞いてみて、あなたたちはそんな風に感じたんだと、なるほどと感心してしまう。（例えばマスターなんかの世代だとスティーヴィー・ワンダーだとすぐに「迷信」でディスコで踊ったことを思い出すが、蔭山さん世代だと「ウィ・アー・ザ・ワールド」で凄い人だと知る、となる）、ここであらためて時代を超えたスティーヴィー・ワンダーって偉大だと再認識してしまう。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
&lt;div class="blogbodyRight"&gt;
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         <pubDate>Fri, 08 Aug 2008 15:58:55 +0900</pubDate>
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         <title>28年の時を経て鈴木慶一さんと「あの頃は…」と語り合う</title>
         <description>　ムーンライダーズのアルバム『カメラ＝万年筆』がリリースされたのは1980(昭和55)年のこと。マスターはこのレコードを原宿にあったカフェ・バー（80年はカフェ・バーという呼び方はまだされていなかった）のような店で手にした。ゾクゾクっときたことを昨日のことのように覚えている。
　その店は知り合いたちの溜まり場だった。そこには「&lt;a href="/musicbar/note/koti.html"&gt;探訪ノート&lt;/a&gt;」にご登場いただいた鈴木慶一さんやムーンライダーズのメンバーたちもやってきて、他にはコピーライターやイラストレーター、カメラマン、雑誌の編集者、ライター、スタイリスト、ミュージシャンなどが集った。店内の中央にある大きなテーブル席に誰かがいて、そこに1人、2人、と集まり、気がつけば7～8人になっていた。『カメラ＝万年筆』はそこに来ていたカメラマンがカヴァーの撮影をしていた。
　今回久しぶりにお会いした鈴木慶一さんと、その頃の話になったのだが、慶一さんは開口一番に「随分老けたね」とマスターに言うのであった。28年もの月日が流れ、当時20代だったからしてまったくその通りなのだが、面と向かって言われると月日の経つのが何と早いことかと“しみじみ”としてしまう。
「あの頃は、携帯電話もパソコンもなかったんだよね」と慶一さん。ここでマスターは「溜まり場＝パソコン」といった図式が浮かぶ。と、いうのは溜まり場でみんなでそれこそ新しく出たレコードのことや、気になる映画や本、ファッションなどなどいろんなことを話していたのだ。激論を交わすということはなかったが、なんとなくそれぞれ得意分野があって、やたらモノに詳しい友人がアメ横で探して来たペンなどを見せてくれたり、ボールペンで字を書くとヘタに見えるのはなぜかなど話し合った。また、携帯電話はないので、そのお店に呼び出しの電話がかかってきたりしたものだ。
　そういえば、その頃、宮崎美子さんが木陰でTシャツとGパンをはにかみながら脱いでビキニ姿になるという『いまのキミはピカピカに光って』のTVCMが話題で、これも慶一さんが作曲していた。
&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
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&lt;p&gt;&lt;img src="/musicbar/closingtime/master/images/vol36.jpg"&gt;&lt;/p&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/e-days_closingtime/~4/2kx4XoHuAuk" height="1" width="1"/&gt;</description>
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         <pubDate>Fri, 25 Jul 2008 16:12:55 +0900</pubDate>
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