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	<title>幻視球</title>
	
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		<title>「ねんどろいど初音ミク・アペンド」</title>
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		<pubDate>Wed, 01 Feb 2012 13:21:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bono</dc:creator>
				<category><![CDATA[フィギュア]]></category>

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		<description>　初めて「ねんどろいど」を買った。 　「ねんどろいど初音ミク・アペンド」は、原型師sea氏のプロデビュー作。2011年に『初音ミクとはちゅね』でワンダーショーケースに選定された女性原型師だ。「初音ミク」を作るためにガレージキットの勉強を始めて、「初音ミク」で脚光を浴びたsea氏が、プロとして「初音ミク」を作る。「なんて、いい話だ！」と（勝手に）感動して、財布の紐がゆるんでしまった。いや、もちろんそれだけじゃないけど。 　もともと、sea氏のブログに載っている「改造ねんどろいど初音ミク」が、驚異的にかわいくて、ファンだった。ガレキにも、イラストみたいに柔らかい特別な存在感があった。その系譜に連なる「ねんどろいど」が3500円で手に入るなら、お金に換えがたい価値がある。 　唯一心配だったのは、クリアパーツ。昔のプラモデルの印象で、「クリアパーツって、安っぽいのでは？」という不安があった。とんでもない。むしろ、選択肢の中から、積極的にクリアパーツを選んで組み立ててしまった。フワッと浮遊感のある軽やかさが、とてもいいです。 ねんどろいど 初音ミク・アペンド (ABS&amp;#38;PVC塗装済み可動フィギュア)</description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://d-miura.info/wp-content/uploads/2012/02/120201.jpg" alt="" title="Exif_JPEG_PICTURE" width="600" height="512" class="alignnone size-full wp-image-3350" /><br />
　初めて「ねんどろいど」を買った。</p>
<p>　「ねんどろいど初音ミク・アペンド」は、原型師sea氏のプロデビュー作。2011年に『初音ミクとはちゅね』でワンダーショーケースに選定された女性原型師だ。「初音ミク」を作るためにガレージキットの勉強を始めて、「初音ミク」で脚光を浴びたsea氏が、プロとして「初音ミク」を作る。「なんて、いい話だ！」と（勝手に）感動して、財布の紐がゆるんでしまった。いや、もちろんそれだけじゃないけど。</p>
<p>　もともと、sea氏の<a href="http://trbrindle.exblog.jp/">ブログ</a>に載っている「改造ねんどろいど初音ミク」が、驚異的にかわいくて、ファンだった。ガレキにも、イラストみたいに柔らかい特別な存在感があった。その系譜に連なる「ねんどろいど」が3500円で手に入るなら、お金に換えがたい価値がある。</p>
<p>　唯一心配だったのは、クリアパーツ。昔のプラモデルの印象で、「クリアパーツって、安っぽいのでは？」という不安があった。とんでもない。むしろ、選択肢の中から、積極的にクリアパーツを選んで組み立ててしまった。フワッと浮遊感のある軽やかさが、とてもいいです。</p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005JWYA5U/genshikyu-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41T7SKGqpIL.jpg" alt="ねんどろいど 初音ミク・アペンド (ABS&amp;PVC塗装済み可動フィギュア)" width="300px" /></a><br /><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005JWYA5U/genshikyu-22" target="_blank">ねんどろいど 初音ミク・アペンド (ABS&amp;PVC塗装済み可動フィギュア)</a></p>
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		<title>C81（冬コミ）での買い物など</title>
		<link>http://d-miura.info/2011/12/c81.php</link>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 14:50:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bono</dc:creator>
				<category><![CDATA[同人]]></category>

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		<description>　３日目のみ参加。柳沼さん、新井さん、僕の３人で売り子しました。 　今回の新刊は、柳沼和良さんの同人誌。もともと、僕と柳沼さんにはまるで接点が無かったのですが、『新井淳原画集』を読んだアニメーターの方から、「柳沼さんの家で眠っている漫画原稿を、編集してみませんか？」というメールを頂いたのがきっかけで企画がスタートしました。 　『ヒッピーちゃん』は全編ナイトシーンで、その濃淡がスクリーントーンでは無く、薄墨で描かれているため、印刷が上がってくるまで、気が落ち着きませんでした。結果的には、綺麗に出来たのではないでしょうか。 　インタビュー構成は、やしさんに手伝ってもらいました。 　 　『新井淳原画集』の改訂版、委託本『新しい作画』も頒布。３種類とも、持込み分は完売しました。帰省する柳沼さんと途中で別れ、新井さん達と打ち上げして帰宅。 　今回買った本。基本的に自分のスペースから動けなかったので、知人が好意で買ってきてくれたもの中心。 ・アニメーター系 荒川稔久、高橋丈夫、神本兼利、石井丈裕ほか『コズエノソラ』（兄さんへ…） 倉嶋丈康『ISの何か。準備稿～』 倉嶋丈康『ISの何か。COMPLETE!』 『HISTORY of HERCULES vol.22』（TEAMいもずか・武蔵関ボンバーズ） 『サンジゲンBOM』（アニメチックシェーダー） 中村亮介、細居美恵子『Perfect Day PV Artworks Vol.0』（松風工房） 沓名健一、山下清悟『新しい作画』（沓名塾） 『山下将仁　大爆走』（※２日目） 上妻晋作『st.BREAK FLIPBOOK No.7』（st.BREAK）（※２日目） ・読み物系 『声ヲタグランプリ 特集81声優』（谷部） 氷川竜介『ロトさんの本Vol.28 時代の大波2011年アニメ激変期』（IRD工房） 氷川竜介『ロトさんの本EX-1 アニメビジネス48年の軌跡』（IRD工房） 『マンガルカVol.1』（アニメルカ製作委員会） ・頂いた本、交換した本（ありがとうございます！） 葦火『DEAD LINE DANCE DEATH』（ケモノガレ） ya_shi『NANL通信号外号』（NANL） かに三匹『宗教とアニメーション』（かに温泉） ITAITA41『長井龍雪さまへ』（ITAITA FACTORY） ITAITA41『長井龍雪全仕事 OP/ED編』（ITAITA FACTORY） やごさん『2011年創刊誌＆休刊誌レビュー』（前途洋洋だ会） 末澤慧『さんにん』（ももんが文庫） 『アニメルカ増刊号　背景から考える』（アニメルカ製作委員会） 『パンツーマルミエ』（MechaTech）</description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://d-miura.info/wp-content/uploads/2012/01/111231.jpg" alt="" title="111231" width="600" height="455" class="alignnone size-full wp-image-3343" /><br />
　３日目のみ参加。柳沼さん、新井さん、僕の３人で売り子しました。</p>
<p>　今回の新刊は、柳沼和良さんの同人誌。もともと、僕と柳沼さんにはまるで接点が無かったのですが、『新井淳原画集』を読んだアニメーターの方から、「柳沼さんの家で眠っている漫画原稿を、編集してみませんか？」というメールを頂いたのがきっかけで企画がスタートしました。<br />
　『ヒッピーちゃん』は全編ナイトシーンで、その濃淡がスクリーントーンでは無く、薄墨で描かれているため、印刷が上がってくるまで、気が落ち着きませんでした。結果的には、綺麗に出来たのではないでしょうか。<br />
　インタビュー構成は、やしさんに手伝ってもらいました。<br />
　<br />
　『新井淳原画集』の改訂版、委託本『新しい作画』も頒布。３種類とも、持込み分は完売しました。帰省する柳沼さんと途中で別れ、新井さん達と打ち上げして帰宅。</p>
<p>　今回買った本。基本的に自分のスペースから動けなかったので、知人が好意で買ってきてくれたもの中心。<br />
・アニメーター系</p>
<ul>
<li>荒川稔久、高橋丈夫、神本兼利、石井丈裕ほか『コズエノソラ』（兄さんへ…）</li>
<li>倉嶋丈康『ISの何か。準備稿～』</li>
<li>倉嶋丈康『ISの何か。COMPLETE!』</li>
<li>『HISTORY of HERCULES vol.22』（TEAMいもずか・武蔵関ボンバーズ）</li>
<li>『サンジゲンBOM』（アニメチックシェーダー）</li>
<li>中村亮介、細居美恵子『Perfect Day PV Artworks Vol.0』（松風工房）</li>
<li>沓名健一、山下清悟『新しい作画』（沓名塾）</li>
<li>『山下将仁　大爆走』（※２日目）</li>
<li>上妻晋作『st.BREAK FLIPBOOK No.7』（st.BREAK）（※２日目）</li>
</ul>
<p>・読み物系</p>
<ul>
<li>『声ヲタグランプリ 特集81声優』（谷部）</li>
<li>氷川竜介『ロトさんの本Vol.28 時代の大波2011年アニメ激変期』（IRD工房）</li>
<li>氷川竜介『ロトさんの本EX-1 アニメビジネス48年の軌跡』（IRD工房）</li>
<li>『マンガルカVol.1』（アニメルカ製作委員会）</li>
</ul>
<p>・頂いた本、交換した本（ありがとうございます！）</p>
<ul>
<li>葦火『DEAD LINE DANCE DEATH』（ケモノガレ）</li>
<li>ya_shi『NANL通信号外号』（NANL）</li>
<li>かに三匹『宗教とアニメーション』（かに温泉）</li>
<li>ITAITA41『長井龍雪さまへ』（ITAITA FACTORY）</li>
<li>ITAITA41『長井龍雪全仕事 OP/ED編』（ITAITA FACTORY）</li>
<li>やごさん『2011年創刊誌＆休刊誌レビュー』（前途洋洋だ会）</li>
<li>末澤慧『さんにん』（<a href="http://suezawa.blog83.fc2.com/">ももんが文庫</a>）</li>
<li>『アニメルカ増刊号　背景から考える』（アニメルカ製作委員会）</li>
<li>『パンツーマルミエ』（MechaTech）</li>
</ul>
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		<item>
		<title>「アニメレビュー勉強会」第２回結果</title>
		<link>http://d-miura.info/2011/11/arm2-php.php</link>
		<comments>http://d-miura.info/2011/11/arm2-php.php#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 29 Nov 2011 08:54:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bono</dc:creator>
				<category><![CDATA[アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[日記]]></category>

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		<description>　第２回のお題は『マインド・ゲーム』でした。前回「読んでも、別に観たくならない」と評されたのがショックだったので、「観たくなるレビュー」を意識して書きました。でも、得点的にはガタガタ……。 　終了後、散々「ふざけて書いたんですか？」って聞かれたけど、いやいや、真面目に書いたらこうなったんだよ！ 「世界の超常映画ファイル2011」 　下北半島で一人暮らしをしていた祖母が95歳で倒れた。死後、布団の下から大量のＤＶＤが見つかった。ディスクは剥き出しで、痛んだ畳の上でキラキラと光った。親類一同、老衰ゆえの奇行ととらえ、輝くガラクタの山を気味悪がっていたが、私の考えは違った。 　祖母はよく「ええ初夢みだがっだら、枕の下さ、山の絵いれどけ」と言い、正月になると私の寝床に自筆の絵を敷きたがった。死期を悟った祖母は、映画の夢を見ながら逝きたかったのだろうか……。ＤＶＤの多くは古い洋画だったが、１枚だけアニメが混ざっていた。『マインドゲーム』という。 　私はオウム真理教事件で話題になった「マインドコントロール」を連想し、眉間にしわを寄せた。映画館も無いこの村で、2004年公開の怪しげなアニメ映画に、祖母はどうやって出会ったのだろうか。そもそも、なぜアニメを？　慌ただしく動く親族から隠れるようにして、私は幼少時を過ごした離れの子供部屋に潜り込み、仕事用に持参したノートパソコンでＤＶＤを再生した。 　『マインドゲーム』は、『となりのトトロ』や『ドラえもん』のような、お行儀の良いアニメではまったくなく、むしろ非常に猥雑なドラッグムービーと言えた。登場人物は感情に合せて伸び縮みを繰り返し、ピカソの抽象画のようにギザギザになったり、グニャグニャになったりした。表現はかなりエッチだった。私にとっては初めて観るタイプの、なんとも形容しがたいアニメだった。吉本興業のタレントが声や写真で出演しており、主人公の西君の顔は、アップになると今田耕司の顔写真のコラージュになった。吉本のタレントが暴力団員役で登場する場面を見て、「紳助は出てこないかな？」と一瞬思った。そういえば、祖母は「なんでも鑑定団」が好きだった。 　主人公の西君は、常に乳首の見えているふざけた格好をした若者で、将来の夢は漫画家だという。映画の冒頭、西君は偶然、元恋人と「かみ（加美）」駅で再会を果たす。神。私の村の人間は、「神」という言葉に敏感だ。 　子供の頃、ジョージ秋山のヒーロー漫画『デロリンマン』を読んだ時、デロリンマンの息子をひき逃げし、彼ら一家の幸せを破壊した暴走車のナンバープレートに１文字「神」と描かれているのを見て、ぞっとしたものだ。西君と女の子は「かみ駅」で出会い、焼き鳥屋で乾杯し、暴力団の襲撃に巻き込まれる。西君は拳銃で撃たれて、あっけなく死んだ。死んで、あの世とこの世の境目で悔やんで、悔やんで、悔やんで、……生き返った。そうだ、祖母はよく「人は死ねば、御山さ行ぐ」と言っていた。御山へ、恐山へ、……行ったのだろうか、ばあちゃん。私は背中にあたる恐山の方角を振り向く事は敢えてせず、ノートパソコンの画面に意識を集中させた。 　大阪の人は、死んだらどこへ行くのだろうか。ヨーロッパでは、栄誉も罪もないくだらない人生を送った者は、天国はもちろん地獄にすら行けず、死の国の入り口で、ただただ蜂に刺され続けるという。西君は、そういうタイプの若者だったらしい。生まれ変わることもなく、ただ消える運命。西君の立ったあの世は、「消滅か復活か」、「０か１か」の境目らしく、デジタル風に描かれていた。そこにはパソコンをいじる神がいた。神。私の村の人間は、「神」という言葉に敏感だ。 　人類がコンピュータの力で神と戦うＳＦ小説『神狩り』で育った私には、パソコンの力すら利用する『マインドゲーム』の神を恐ろしく感じた。神を納得させチャンスを掴んだ西君は、前向きな男として甦った。暴力団とカーチェイスを演じ、天文学的確立の不幸に見舞われてなお、その世界に順応した。泳いで、走って、空を飛んだ。西君を取り巻く世界は、紅葉のようにカラフルで、さびた鉄のようにざらざらしていた。私は、西君の甦りが事実なのか、あるいは彼の思い込みなのか、判断がつかなかった。 　ただひとつ分かったことは、祖母は、最期に楽しい夢を見たかったのでは無く、生命の燃え尽きるギリギリまで、生き続ける意志を忘れないよう、布団の下にこのアニメを忍ばせたのかもしれない、という事だ。無性に走りたくなる、活力の湧いてくる映画だった。面白かった。最期まで観たところで、ＤＶＤはヒビ割れてしまった。祖母と布団の重みが応えたのだろうか。 　翌日、割れたディスクと祖母と神の事を考えていると、乳首丸出しのふざけた格好をした老婆が、玄関に立っていた。その足は泥だらけだった。だが、その顔は、グニャグニャで、ギザギザで……ああ……ああ……。 （※効果には個人差があります） （想定媒体）「月刊ムー」 　「ムー」は中学生の頃読んでて、その記憶で「こんな感じだったかな？」と書きました。雰囲気的には、好きな作家（ラブクラフト、夢野久作、寺山修司など）を混ぜた感じに。</description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　第２回のお題は『マインド・ゲーム』でした。前回「読んでも、別に観たくならない」と評されたのがショックだったので、「観たくなるレビュー」を意識して書きました。でも、得点的にはガタガタ……。<br />
　終了後、散々「ふざけて書いたんですか？」って聞かれたけど、いやいや、真面目に書いたらこうなったんだよ！<span id="more-3331"></span></p>
<blockquote><p><strong>「世界の超常映画ファイル2011」</strong></p>
<p>　下北半島で一人暮らしをしていた祖母が95歳で倒れた。死後、布団の下から大量のＤＶＤが見つかった。ディスクは剥き出しで、痛んだ畳の上でキラキラと光った。親類一同、老衰ゆえの奇行ととらえ、輝くガラクタの山を気味悪がっていたが、私の考えは違った。<br />
　祖母はよく「ええ初夢みだがっだら、枕の下さ、山の絵いれどけ」と言い、正月になると私の寝床に自筆の絵を敷きたがった。死期を悟った祖母は、映画の夢を見ながら逝きたかったのだろうか……。ＤＶＤの多くは古い洋画だったが、１枚だけアニメが混ざっていた。『マインドゲーム』という。<br />
　私はオウム真理教事件で話題になった「マインドコントロール」を連想し、眉間にしわを寄せた。映画館も無いこの村で、2004年公開の怪しげなアニメ映画に、祖母はどうやって出会ったのだろうか。そもそも、なぜアニメを？　慌ただしく動く親族から隠れるようにして、私は幼少時を過ごした離れの子供部屋に潜り込み、仕事用に持参したノートパソコンでＤＶＤを再生した。<br />
　『マインドゲーム』は、『となりのトトロ』や『ドラえもん』のような、お行儀の良いアニメではまったくなく、むしろ非常に猥雑なドラッグムービーと言えた。登場人物は感情に合せて伸び縮みを繰り返し、ピカソの抽象画のようにギザギザになったり、グニャグニャになったりした。表現はかなりエッチだった。私にとっては初めて観るタイプの、なんとも形容しがたいアニメだった。吉本興業のタレントが声や写真で出演しており、主人公の西君の顔は、アップになると今田耕司の顔写真のコラージュになった。吉本のタレントが暴力団員役で登場する場面を見て、「紳助は出てこないかな？」と一瞬思った。そういえば、祖母は「なんでも鑑定団」が好きだった。<br />
　主人公の西君は、常に乳首の見えているふざけた格好をした若者で、将来の夢は漫画家だという。映画の冒頭、西君は偶然、元恋人と「かみ（加美）」駅で再会を果たす。神。私の村の人間は、「神」という言葉に敏感だ。<br />
　子供の頃、ジョージ秋山のヒーロー漫画『デロリンマン』を読んだ時、デロリンマンの息子をひき逃げし、彼ら一家の幸せを破壊した暴走車のナンバープレートに１文字「神」と描かれているのを見て、ぞっとしたものだ。西君と女の子は「かみ駅」で出会い、焼き鳥屋で乾杯し、暴力団の襲撃に巻き込まれる。西君は拳銃で撃たれて、あっけなく死んだ。死んで、あの世とこの世の境目で悔やんで、悔やんで、悔やんで、……生き返った。そうだ、祖母はよく「人は死ねば、御山さ行ぐ」と言っていた。御山へ、恐山へ、……行ったのだろうか、ばあちゃん。私は背中にあたる恐山の方角を振り向く事は敢えてせず、ノートパソコンの画面に意識を集中させた。<br />
　大阪の人は、死んだらどこへ行くのだろうか。ヨーロッパでは、栄誉も罪もないくだらない人生を送った者は、天国はもちろん地獄にすら行けず、死の国の入り口で、ただただ蜂に刺され続けるという。西君は、そういうタイプの若者だったらしい。生まれ変わることもなく、ただ消える運命。西君の立ったあの世は、「消滅か復活か」、「０か１か」の境目らしく、デジタル風に描かれていた。そこにはパソコンをいじる神がいた。神。私の村の人間は、「神」という言葉に敏感だ。<br />
　人類がコンピュータの力で神と戦うＳＦ小説『神狩り』で育った私には、パソコンの力すら利用する『マインドゲーム』の神を恐ろしく感じた。神を納得させチャンスを掴んだ西君は、前向きな男として甦った。暴力団とカーチェイスを演じ、天文学的確立の不幸に見舞われてなお、その世界に順応した。泳いで、走って、空を飛んだ。西君を取り巻く世界は、紅葉のようにカラフルで、さびた鉄のようにざらざらしていた。私は、西君の甦りが事実なのか、あるいは彼の思い込みなのか、判断がつかなかった。<br />
　ただひとつ分かったことは、祖母は、最期に楽しい夢を見たかったのでは無く、生命の燃え尽きるギリギリまで、生き続ける意志を忘れないよう、布団の下にこのアニメを忍ばせたのかもしれない、という事だ。無性に走りたくなる、活力の湧いてくる映画だった。面白かった。最期まで観たところで、ＤＶＤはヒビ割れてしまった。祖母と布団の重みが応えたのだろうか。<br />
　翌日、割れたディスクと祖母と神の事を考えていると、乳首丸出しのふざけた格好をした老婆が、玄関に立っていた。その足は泥だらけだった。だが、その顔は、グニャグニャで、ギザギザで……ああ……ああ……。</p>
<p>（※効果には個人差があります）</p>
<p>（想定媒体）「月刊ムー」</p></blockquote>
<p>　「ムー」は中学生の頃読んでて、その記憶で「こんな感じだったかな？」と書きました。雰囲気的には、好きな作家（ラブクラフト、夢野久作、寺山修司など）を混ぜた感じに。</p>
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		<item>
		<title>C81（冬コミ）参加情報</title>
		<link>http://d-miura.info/2011/10/c81info.php</link>
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		<pubDate>Mon, 31 Oct 2011 12:49:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bono</dc:creator>
				<category><![CDATA[アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[同人]]></category>

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		<description>コミケ受かりました。宜しくお願いします！ 日程：12月31日（土）（3日目） 場所：東P – 30 b 幻視球 【頒布物】 新刊　柳沼和良『月夜の晩に』（A4サイズの大判同人誌） （￥1,000） 内容 ・第22回ちばてつや賞入選作「ヒッピーちゃん」（アニメ『月夜の晩に』の原作）（当時「モーニング」に掲載された選評も再録） ・インタビュー第１弾（22,000文字。幼少期～テレコム・アニメーションフィルム時代～参加した劇場作品やOVA、沢山のアニメーター達の思い出（80年代編）～「ヒッピーちゃん」を描くまで） ・ラフスケッチ集。 【書店委託・通販】まんだらけ、コミックZIN 既刊　『新井淳原画集』２版（誤字を一文字修正し、レイアウトを微調整しています。） （￥1,000）（※通販・委託等はしません） 内容 ・原画集ページ（原画、レイアウト、設定など） ・インタビューページ（15,000文字。幼少期～スタジオジャイアンツ時代～現在まで。他では読めないエピソードがいっぱい） ・寄稿ページ（大西紀子さん、亀田祥倫さん、小嶋ケイスケさん、崎山北斗さん、藤井慎吾さん、森下勇輝さん、脇顯太朗さん）</description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>コミケ受かりました。宜しくお願いします！</p>
<p><strong>日程：12月31日（土）（3日目） 場所：東P – 30 b 幻視球</strong></p>
<p>【頒布物】<br />
新刊　柳沼和良<strong>『月夜の晩に』</strong>（A4サイズの大判同人誌）<br />
（￥1,000）<br />
<img src="http://d-miura.info/wp-content/uploads/2011/10/111208.jpg" alt="" title="111208" width="350" height="495" class="alignleft size-full wp-image-3333" />内容<br />
・第22回ちばてつや賞入選作「ヒッピーちゃん」（アニメ『月夜の晩に』の原作）（当時「モーニング」に掲載された選評も再録）<br />
・インタビュー第１弾（22,000文字。幼少期～テレコム・アニメーションフィルム時代～参加した劇場作品やOVA、沢山のアニメーター達の思い出（80年代編）～「ヒッピーちゃん」を描くまで）<br />
・ラフスケッチ集。</p>
<p>【書店委託・通販】<a href="http://ekizo.mandarake.co.jp/shop/ja/item_s-810902.html">まんだらけ</a>、<a href="http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=10847">コミックZIN</a><br />
<br clear="both"></p>
<p>既刊　<strong>『新井淳原画集』</strong>２版（誤字を一文字修正し、レイアウトを微調整しています。）<br />
<img src="http://d-miura.info/wp-content/uploads/2011/10/111208b.jpg" alt="" title="111208b" width="350" height="493" class="alignleft size-full wp-image-3334" />（￥1,000）（※通販・委託等はしません）</p>
<p>内容<br />
・原画集ページ（原画、レイアウト、設定など）<br />
・インタビューページ（15,000文字。幼少期～スタジオジャイアンツ時代～現在まで。他では読めないエピソードがいっぱい）<br />
・寄稿ページ（大西紀子さん、亀田祥倫さん、小嶋ケイスケさん、崎山北斗さん、藤井慎吾さん、森下勇輝さん、脇顯太朗さん）<br />
<br clear="both"></p>
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		<item>
		<title>「アニメレビュー勉強会」第１回結果</title>
		<link>http://d-miura.info/2011/10/arm1.php</link>
		<comments>http://d-miura.info/2011/10/arm1.php#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 03 Oct 2011 11:33:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>bono</dc:creator>
				<category><![CDATA[アニメ]]></category>
		<category><![CDATA[日記]]></category>

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		<description>　藤津さんのブログに原稿が掲載されました。 藤津亮太の「只今徐行運転中」：アニメレビュー勉強会原稿／第２位・第３位 第２位 原稿【３】／三浦大輔／想定掲載媒体：オトナファミ 第３位 原稿【４】／安次富陽子／想定媒体：L25 　安次富さんの原稿は、文体は勿論ですが、見せ方が印象的でした。なんとなく「レビュー＝長文」という思い込みがあったので、項目で区切る書き方もありなんだ！と驚いた。 藤津亮太の「只今徐行運転中」：アニメレビュー勉強会原稿／第１位 第１回アニメレビュー・マイスター 原稿【12】／小林大樹／想定媒体：一般誌のアニメ特集等 　小林さんの原稿は、事前に読んだ段階では、「この切り口とダジャレ、小川びいさんに違いない！」と信じて疑わなかった。蓋を開けたら、小川さんは参加してないし、書き手の正体は予想外だし、２度びっくり。 　あと、「あらすじ」を含んでいる他の原稿と読み比べて、「人口3500人」「400年間」といった数字が入ると、ぐっとイメージが湧きやすいということを学んだ。</description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>　藤津さんのブログに原稿が掲載されました。</p>
<p><a href="http://blog.livedoor.jp/personap21/archives/65612843.html">藤津亮太の「只今徐行運転中」：アニメレビュー勉強会原稿／第２位・第３位</a></p>
<blockquote><p>第２位 原稿【３】／三浦大輔／想定掲載媒体：オトナファミ<br />
第３位 原稿【４】／安次富陽子／想定媒体：L25</p></blockquote>
<p>　安次富さんの原稿は、文体は勿論ですが、見せ方が印象的でした。なんとなく「レビュー＝長文」という思い込みがあったので、項目で区切る書き方もありなんだ！と驚いた。</p>
<p><a href="http://blog.livedoor.jp/personap21/archives/65612845.html">藤津亮太の「只今徐行運転中」：アニメレビュー勉強会原稿／第１位</a></p>
<blockquote><p>第１回アニメレビュー・マイスター<br />
原稿【12】／小林大樹／想定媒体：一般誌のアニメ特集等</p></blockquote>
<p>　小林さんの原稿は、事前に読んだ段階では、「この切り口とダジャレ、小川びいさんに違いない！」と信じて疑わなかった。蓋を開けたら、小川さんは参加してないし、書き手の正体は予想外だし、２度びっくり。<br />
　あと、「あらすじ」を含んでいる他の原稿と読み比べて、「人口3500人」「400年間」といった数字が入ると、ぐっとイメージが湧きやすいということを学んだ。</p>
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